海の小さな秘密を探求しよう:『小さいもんクラブ』でマクロ生物の世界へ

皆さん、どうも!伊豆高原ダイビングスクール渋谷店のリョウマです!
ダイビングは無限の冒険と発見が詰まった活動ですが、今日はその中でも特に魅力的な一面、「マクロ生物探索」にスポットを当てます。
この小さな生き物たちが織りなす大海のドラマには、見た目の美しさ以上のものがあります。
500円玉よりも小さいサイズで、驚くべき多様性と色彩を持つこれらの生物は、ダイビングの深みを一層増してくれます。
今日は、そんなマクロ生物の世界を深く掘り下げ、同じ興味を持つダイバーたちとの交流を深める素晴らしい機会、「小さいもんクラブ」についてお話しします。

りょうま

海の微細な秘密に魅了されたダイバーへ

ダイビングをする多くの人が大物を追いがちですが、「小さいもんクラブ」メンバーは、海の小さな生き物たち、特にウミウシや甲殻類などに魅了されております(⌒∇⌒)
これらのマクロ生物は、目を凝らして探さなければ見過ごしてしまうほど小さいですが、観察することでしか見ることのできない、驚くべき美しさと多様性を持っています。
例えば、ウミウシはその形や色のバリエーションにおいて圧倒的な多様性を誇り、ダイバーに無限の驚きを提供します。
甲殻類の中には、繊細な模様や鮮やかな色彩を持つ種も多く、海の中での宝探しのような楽しさがあります!
このように、マクロ生物を追いかけることは、海の生物多様性の豊かさを実感し、マクロレンズを通して見る世界の美しさに感動するダイビングなんですっ!

『小さいもんクラブ』で広がる、微小な生物の大冒険

「小さいもんクラブ」は、このマクロ生物に魅了されたダイバーたちが集まり、探索や撮影を楽しむコミュニティです。私たちは、ダイビング中に見つけた小さな生き物たちの美しさを共有し、撮影技術の向上を目指しています。クラブの活動は、特定の生物を見つけるための探検から、その生物の生態や行動を観察することに重点を置いています。例えば、特定のウミウシを見つけるために、その生息地とされる海域を探検したり、甲殻類の隠れる岩の隙間を丁寧に覗いたりします。こうした共同の探求は、参加者同士の絆を深め、マクロ生物に対する理解と愛着を一層強めています。また、「小さいもんクラブ」では、撮影した写真を共有することで、撮影技術の向上にも努めています。撮影した生物の美しさを最大限に引き出す方法や、より鮮明な画像を撮るためのテクニックなど、知識を共有することで、メンバー全員のスキルアップを目指しています。

生物の紹介

ダイビングは、海の未知なる美を探求する旅です。特にマクロ生物は、その小さな体に無限の魅力を秘めています。ここでは、特に興味深い3種のマクロ生物をピックアップします。また、ウミウシについては別ブログで詳細に紹介していますので、合わせてご覧ください。

ウミウシ全般

ウミウシは、その豊富な種類と鮮やかな色彩で知られています。熱帯から温帯、さらには冷水域に至るまで、世界中の海に広く分布しています。ウミウシは、海の中でも特にカラフルで美しい生物の一つであり、ダイビング中に発見すると、その小さな体と美しい模様に心奪われます。種類によっては、特定の海草やサンゴにのみ生息するため、見つけることができれば大きな喜びとなります。ウミウシに関するさらに詳しい情報は、こちらのブログで紹介しています。

カエルアンコウの幼魚 (yg)

カエルアンコウの幼魚は、そのユニークな形と行動でダイバーを魅了します。体長数センチメートルの幼魚は、透明感のある体と大きな頭が特徴で、海底でじっと獲物を待ち伏せる姿はまさに自然の不思議。夜行性であり、日中は海底の隙間や小さな穴に隠れていることが多いため、発見するには少しコツが要ります。カエルアンコウの幼魚を見つけるときの興奮は、ダイビングの大きな醍醐味の一つです。

イソコンペイトウガニ

イソコンペイトウガニは、そのユニークな外見と小さな体サイズで、マクロ生物愛好家の間で非常に人気があります。名前の由来となった「金平糖(コンペイトウ)」のように、体表が多数の突起で覆われているのが特徴です。これらの突起は、周囲の環境に合わせて、カモフラージュ効果を高める役割を果たします。

あなたも冒険者に!『小さいもんクラブ』参加ガイド

「小さいもんクラブ」への参加に特別な条件はありません!
マクロ生物に興味があり、その魅力を探求したいと思うすべてのダイバーに参加資格があります!
参加を希望する方は、下記公式LINEから伊豆高原ダイビングスクール渋谷店までお問い合わせください!
クラブのメンバーと一緒に簡単なダイビングを行いながら、海の小さな生き物たちを探します。
この体験を通じて、マクロ生物の撮影に関する基本的な技術や、生物の見つけ方について学ぶことができます。
が!!
とにかく探すのが大好き!って方も大歓迎です!カメラが無くでも大丈夫!
チャレンジしに来てください(⌒∇⌒)

LINE

最後に

海の中には、小さくてもその存在感が圧倒的な生き物が数え切れないほどいます。
マクロ生物の探索は、ダイビングの新たな魅力を発見し、海の生物多様性の奥深さを実感する旅です。
「小さいもんクラブ」では、この小さな生物たちの美しさを共に探求し、撮影する喜びを分かち合います。興味がある方は、ぜひ一緒にこの小さな世界の大冒険を楽しみましょう!

伊豆高原ダイビングスクール渋谷店で、皆さんの参加を心からお待ちしています。

幻のサメを追ったら意外な出会いが!?

こんにちは!伊豆高原ダイビングスクール渋谷店のりょうまです。
今回は、「幻のサメ・ニタリを狙うin伊豆大島」の冒険に行ってきました!
伊豆大島の美しい海を舞台に、期待に胸を膨らませたダイビングの旅でしたねぇ!
しかし!海はいつも予想外の体験を用意しています。
海の魅力と伊豆大島の文化を深く味わう旅のブログ、是非ご覧ください(⌒∇⌒)

幻のサメ・ニタリを狙う

ニタリザメ(学名:Alopias pelagicus

は、ネズミザメ目オナガザメ科に属するサメで、インド洋や太平洋に分布します。特徴的なのはその尾びれで、全長の半分を占め、最大全長は約428cmに達します。
体色は背側が濃青色か灰色、腹側は白色で、尾鰭の長さや形状によって近縁種と区別されます​​​​。

ニタリは外洋性浮魚類を主に捕食し、イカも餌とします。
胎生で、卵食型の胎生を行い、子宮内で胎仔が未受精卵を食べて成長します。出産時のサイズは158cmから190cmで、産仔数は通常2尾です​​。
人間との関係では、地域によって漁業対象となることもありますが、主にマグロやカジキの延縄漁での混獲が多く、肉、鰭、肝油、皮が利用されます。
ニタリは人に対して危険ではなく、過去にシャークアタックの記録はありません​​​​。
保全状況としては、IUCNレッドリストで絶滅危惧II類(EN)に指定されています。
太平洋とインド洋での個体数は過去55.5年で50-79%減少したと推定されており、絶滅の危機にある種の中で2番目に危機に瀕していると評価されています​​。

沖の島ダイビング 黒潮

私たちの主な目的は、幻のサメ・ニタリとの遭遇でした。しかし、海はいつも予測不可能。残念ながら、ニタリには会えませんでしたが、その代わりに…

予期せぬ出会い:クロマグロ

海は僕たちに別の驚きを用意していました!
クロマグロとの貴重な遭遇です。ダイビング中に、突如として現れたクロマグロ。その光景は、参加者一同を圧倒しました。

クロマグロ(学名:Thunnus orientalis

は、太平洋の熱帯・温帯海域を含む広範囲に分布する大型魚で、特に日本では重要な食用魚とされています。
寿司や刺身など、多様な料理で利用されるクロマグロは、その美味しさから「マグロの王様」とも称されます​​​​。

本マグロ?!クロマグロ??イソマグロ!! | 石垣島ダイビング ...

特徴と生態

クロマグロは最大で全長3メートル、体重400キログラムを超えることがあり、マグロ類の中でも特に大きな種類です。
体色は背中が濃紺で、腹部にかけて銀灰色をしており、幼魚期には体側に白い斑点や横しま模様が現れます。
クロマグロは群れをなして高速で回遊し、肉食性で他の魚や甲殻類、頭足類などを捕食します。
クロマグロは、刺身、寿司、葱鮪鍋、焼き魚、煮付け、佃煮など様々な料理法で楽しまれています。
特に、身は赤身、中トロ、大トロに分けられ、部位によって味わいや価格が異なります。高級魚として珍重されるクロマグロは、一匹で数千万円単位の値がつくこともあるそうです!

今回見たクロマグロもしかしたら数百万の価値、、、、?(笑)

伊豆大島の海の魅力

伊豆大島の海は、マクロ生物からワイドな地形まで、多様な魅力に満ちています!
この火山島ならではの体験は、まさに一生の宝物。ダイビングを通じて、海の素晴らしさを再発見しました!!!
海中の世界は美しさを保っており、お魚たちはもちろんその自然のままの姿を見せてくれます。
この静寂と美しさは、まるで時が止まったかのような感覚を与え、日常の喧騒から一時的にでも逃れることができる貴重な場所でした(^▽^)/

秋の浜でのダイビング

秋の浜でのダイビングが選ばれた理由は、ニタリの出現情報があったからなんです!
ニタリはその希少性から「幻のサメ」とも呼ばれ、ダイバーにとっては一生に一度の出会いを夢見る対象なんですね!
この地域でダイビングをすることで、参加者は特定の海洋生物の観察はもちろん、伊豆大島の海の豊かな生態系と美しい地形を肌で感じることができます。

クロマグロに関しては、その圧倒的なサイズと美しいフォルムで、魅了されてしまいました!
伊豆大島の海でクロマグロと出会えることは、海の豊かさと生命の多様性を直に感じることができる貴重な瞬間ですね!

ダイビングのハイライト

クロマグロとの遭遇は、1日目の1本目のダイビングで、水深18m付近のチンアナゴを観察した直後、沖側に黒く大きな影が泳ぎ抜ける様子を目撃しました。
その瞬間を、カメラで捉えることはできませんでしたが、2個体のクロマグロを確認。水中でさえ、ゲストの歓声が聞こえるほどの感動的な体験でした。

ニタリを探す過程では、希少性の高いチャレンジにも関わらず、小魚の群れを見つけるたびに上部や中部を確認するなど、一つのターゲットを狙う楽しさを共有しました。
ニタリには会えなかったものの、この経験はチーム全員にとって貴重な財産となったと思います(^▽^)/

伊豆大島の文化と食事

一日目夕食:南島館(ナントウカン)

一日目の夕食は、地元民に愛される「南島館」で。名物のべっこう丼は、見た目にも華やかで、味は絶品。
りょうまはトコブシ煮を選びましたが、これがまた地元の味を堪能できる逸品でした。

二日目昼食:浜のかあちゃんめし

二日目の昼は、「浜のかあちゃんめし」で漁師めし。ウツボ丼を選んだのですが、蒲焼の風味が絶妙。胡椒をかけると、また違った味わいが楽しめました。
ちなみにご飯が大盛なのでおかず少なく見えますが、しっかり量はあります!

伊豆大島の文化と食事の体験は、この地域の豊かな自然に恵まれた食材を存分に堪能することができました。地元で取れる新鮮な海の幸をふんだんに使った料理は、島ならではの味わいで、ダイビングの疲れを癒やすのに最適でした(*´з`)

 伊豆大島の自然とその保護

伊豆大島はジオパークとしても認定されており、その地形や地質の特徴から、自然の保護と教育の観点で重要な地域とされています。ダイビングを通じて、このような自然環境の中での活動は、環境保護の重要性を実感する良い機会でした!

通常のダイビングを超え、伊豆大島の自然の美しさとその保護の重要性を僕自身が再認識する旅となりました(^▽^)/

最後に

ニタリには会えなかったものの、このツアーで得られた経験は計り知れません。
伊豆大島の自然と文化、そして海の深い魅力を体験できたことは、参加者全員にとって貴重な思い出になったと思います!!
毎度のこと、海は常に私たちに新たな発見を与えてくれます。
伊豆高原ダイビングスクール渋谷店主催のツアーで次回も、新たな冒険をしましょう!!
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