SUNNTO ocean【スント オーシャン】登場!
スントよりスマートウオッチ型ダイブコンピュータが発売されます。
‘24/3/5現在分かっている情報としては下記の通り
- スマートウオッチ型ダイブコンピュータ
- スントD5より少し小型だが画面は大きい
- スントD5より少し高額だがガーミンより安い
- スマホのアプリSUNNTOと連携する
- 発売は24年5月かな?
- 最大割引は15%まで(オフィシャル店で保証が受けられるところは)
- 伊豆高原ダイビングスクール リトルリッツ/渋谷店はスントの正規ディーラーです。
- 並行輸入品は日本国内の補償対象外
- 有機LEDらしい(画面綺麗という話)
という感じです。
個人的な推測を含めたレビュー
ダイビングを初めて四半世紀スントのダイブコンピュータで育ってきたという年代の
伊豆高原ダイビングスクールの佐藤です。
ここではこれまでのスントのコンピュータの特徴を踏まえて
SUNNTO ocean【スント オーシャン】の予想です。
現行型のスントの
・イオンスチール
・イオンコア
・D5
カラーコンピュータを使ってみて
近い形にはなるであろう想像の部分です。
ライバルになるガーミンのダイビングコンピュータのシリーズと比べて違うところは?
どんなところかな?
大きく違うところはダイビング中の表示で
潜水中の平均水深が出るということ!(現在のスントコンピュータでもアプリ内で表示、非表示の設定が可能だから多分出来る。)
潜水中の平均水深がなぜ必要か?
みんなダイビングの最後に安全停止取りますよね?5m3分が一般的だと思います。
スントでは潜り方によって安全停止を長めに出すこともありますが
減圧症を勉強しているともう少し安全停止を延長させたら発症しなかったであろう事例というのがあります。
詳しく書くと難しくなりすぎるのでM値とかの単語を使わず説明します。
減圧症を発症させる原因は
・深場に潜る
・浮上速度
・浮上完了が早すぎる(安全停止をとったとしても早いってこと)
簡単に言うとこうなる
仮に無限圧潜水時間を守ったダイビングをしても減圧症にかかる場合が有るのは周知の事実
仮に毎分9mの浮上速度を守ったとしても・・・
仮に安全停止をきっちり3分取ったとしても・・・
ルールを守ってダイビングをしていても減圧症にかかる場合が有るということを理解しておいてください。
一般的なダイビングで減圧症に掛からないでダイビングを終わらせるためには何が必要か?
ダイブコピュータの指示(無限圧時間と浮上速度、安全停止)を守ることは最低限です。
ダイブコンピュータの指示が出ないところが大切になってきます。(ここがマジで大事!)
- ダイビングの前半に深場に潜る、後半は浅くしていく
- 1本目より2本目は浅く3本目はさらに浅く(最大水深と平均水深で)
- 睡眠時間、等々
他にもアドバンスのディープダイビングで勉強するような内容です。
ここで平均水深が出てくるのですが、
普通のダイブコンピュータはログモードでないと平均水深が確認できません。
皆さん、ダイビングして平均水深が18mが深いと思いますか?浅いと思いますか?
私の見解として一般的なファンダイビングを終了して平均水深が18mというのは危険水準です。
TUSAのダイビングコンピューターを設計した今村氏も研修会などで、一般的なファンダイビングで平均水深は15mまでとおっしゃっていおります。
平均水深を浅くするためにはダイビング後半の安全停止を長くとることで低くすることができます。これを一般的なファンダイビング(50分以内)で再現しようとすると
ダイビング中盤で現在の平均水深と残圧を確認して、後半の安全停止の時間を設定するというのが選択肢に入ってく来ます。
ダイビング中に平均水深を確認したいタイミング何度かあります。
よって、平均水深がダイビング中に確認できるダイビングコンピューターが必要になってくると私は思います。
SUNNTO ocean【スント オーシャン】はスマートウオッチ型ダイブコンピュータの中では
ダイビング中に平均水深を確認できる唯一のアイテムになるんじゃないかな?
現在’24/4/30までの期間で販売開始前の早期割引として
定価より15%割引で販売しております。(3/5現在、定価不明)
お問い合わせはオフィシャルLINEから
担当佐藤
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