ダイビング後の飛行機搭乗。18時間でOKとか嘘です

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最近、ホームページを新しくしてて色々なコンテンツ(記事)を用意するとホームページの閲覧数が上がりますよ。っていろんなところで書いてあったりします。其処でどんな事が書いてあるのかダイビング業界の単語とか使って調べてみてるんですが、出てくる記事の殆どが教科書丸写し。

ダイバーだったら教科書読み直せば分かる。しかもいろんな想定が抜けた教科書のコピペが主流。

例えば、今回書こうと思った飛行機搭乗について

某指導団体教科書にはダイビング後18時間以上空けて飛行機乗ってくださいって書いてたりします。

未だに教科書には18時間なんて書いてあります。

今の主流はたぶん24時間あけて乗りましょうだとおもいます。

勉強会や最新情報の多い雑誌なんかのコラムでも24時間で書いてありますよね。新しくライセンスの講習を受けるダイバーはきっと18時間で教えられてしまうんだな~。

某雑誌のコラムでは飛行機搭乗で減圧症になった患者を調べてみて

・ダイビング後18時間で飛行機に乗ったグループ

・ダイビング後24時間で飛行機に乗ったグループ

の減圧症発症率を調べた結果18時間で飛行機搭乗したグループのほうが3割ほど発症率が多かったそうです。

この事から僕らが学ぶべきことは

・ダイビング後18時間で飛行機に乗ると減圧症が発症する割合が24時間空けて乗るより高くなる。

・ダイビング後24時間空けて飛行機に乗っても減圧症が発症する場合がある。

ということ。

 

ココで1個矛盾?が出てくる。

さっき「24時間あけるのが一般的って冒頭で書いたじゃない」

そうです24時間空けても減圧症の発症例があるんです。

 

これについて、以前勉強会で教わってきたことを書いていきます。

下の写真。これはダイビングを行って体に溜まる窒素量を計算できるシュミュレーターです。

古い某ダイブコンピューターの付属ソフトなのですがこれが便利で最近良く使っています。

これに海外でよくある1日4本とか5本の連日ダイビングを計算させて見ますと

毎日のダイビング1本目までに前日のダイビングで溜まった窒素が抜けきってないことが分かります。

そうすると、連日潜れば、どんどん窒素が体に溜まっていくことが分かります。

そして、旅行の全日程が終了。いざ飛行機で帰ろうか!となった場合前日のダイビング終了から24時間たってもまだ体に窒素が残っている状態になるのが分かります。

この後窒素が抜けきるまで休憩時間を延ばしていくと約27時間で抜けきる様に見えるのですが最後の窒素の下がり方が少し不自然なんです。たぶん5%以下の窒素は計算に入れてないのかな?自然に窒素が抜けるスピードで予測すると30時間程度掛かる予想です。

 

最後のところがあやふやな記述になりましたが

まとめると

潜り方によって30時間程度の水面急速時間が必要な場合がある。ってことです。

教科書に書いてある18時間の約1.7倍の休憩時間が必要な場合があるんですね。

 

ちなみに、お手持ちのダイブコンピュータよく見てみるとギリギリダイビングを続けるとnoflyが27時間とか出てたりしませんか?

 

リトルリッツでは写真に出したシュミュレーターで計算したデーターをまとめて

安全潜水とはどんなもの?っという講習を始めました。ぜひ受講してみてくださいませ。

スキルアップ講習の中の1項目です。

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