T4 shell primeのインナーと問題点 モビーズシェルドライスーツ

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シェルドライスーツの問題点

運動性能と引き換えに起こるシェルドライスーツの問題点を洗い出しそれに対するアンサーと対応をご紹介します。

  • 保温性がまったく無い
  • 結露が出て冷えやすい
  • ウエイト多くなる?

上記についてお話して解決して以降と思います。


保温性がまったく無いシェルドライスーツ

コレは高い運動性能を手に入れようとして犠牲にしたシェルドライスーツにとっての宿命ですね。

結論としては専用インナーを着ることが1番いいです。まずは専用インナー1着用意しましょう。

専用インナーは高機能素材を使用していて一着だけで色々なインナーを重ね着したような効果があり万能です。まとめて見ると

  • 肌に近い部分は肌触りがよく汗の吸収発散して水分を肌から遠ざけてくれます。肌に近い部分に汗が残ると冷えの原因になります。例えば濡れた綿のTシャツは着心地が悪く熱伝導率が高い水分があるので体温を奪い続けます。肌の近くには水分が少ないほうが体の保温に適した環境になります。吸収発散素材が良いです。綿やレーヨンなど吸収保存してしまう素材はダイビングのインナーに向きません。
  • 中綿は保温のするために1番重要な部分です。保水率の少ないポリエステル繊維の綿が使われています。ポリエステル綿は厚みを持ちますので皮膚とドライスーツ外の水との間に空間を作ります。空気の層があると熱伝導率が低くくなり保温性が上がります。水圧で潰れない空気層が保温の秘訣です。ココ大事!ネイプレン素材は水圧で潰れるので深度を下げると寒くなる。
  • 1番外側は薄くて軽い防風素材で出来ています。専用インナー1枚着ていれば冬のダイビングの休憩時間。ドライスーツを脱いで休憩するときに上着を羽織らなくてもうろうろして寒くないです。スベスベする素材はドライスーツを着るときにもスルッと手足を通してくれます。

続いてそれでも寒いときの話です。

専用インナー1枚着ても寒いことも有ります。専用インナーにも厚みで対応水温が異なります。厚いインナーは低い水温でも大丈夫なように出来ていますがその分ウエイトが必要になります。

ウエイト少ないほうがいいですよね。次の話は


ウエイトが少なくても暖かいインナーを考える

暖かい装備をすればウエイトが増える。増やさなくても暖かい方法を考えよう。

皆さん冬にダウンジャケットをきていても寒いときにもう1枚ダウンジャケット着ますか?
たぶん着る人は少数派だと思います。ほとんどの方の対応は

  • マフラーを巻く
  • ももひきを履く
  • ニット帽、フードをかぶる
  • 使い捨てカイロ
  • 腹巻をつける
  • 手袋を付ける
  • 靴下を厚手にする

こんな所だと思います。

コレをダイビングに当てはめてみると

  • マフラー、帽子は:フードをかぶりますよね。
  • 手袋もネオプレンのウインターグローブを装備
  • 使い捨てカイロ使ってる方いますね。
  • ももひきを履いている方も居るかと思います

ただ

腹巻して潜ってる方いらっしゃいますか?ほとんどお見掛けしたこと無いです。

私は腹巻推奨派です。

腹巻って体の8%程度の面積を暖めるだけで色々な効能が出るんです。

お腹周りは内臓周辺ですよね。ここの保温ってめちゃくちゃ大事なのです。

  • 腰周辺の神経を暖めると血行が良くなるらしい
  • ブラッドシフトで体の中心に血液が集まってくる。集まった血液を冷やさないようにする
  • お腹が冷えないのでトイレ我慢が楽になる

※ブラッドシフト:ダイビング中は手足の血管が収縮して血行が抑制されます。心拍数も下がり体の中心部分の生命維持に必要な臓器に血液が集中する。みんなの体で勝手に起こっている生命維持の機能です。

もともと体温が高い(熱が発散しやすい)お腹を暖めれば体全体が冷えにくい=暖かい。厚手の腹巻の装着で全身の装備を軽量化。ウエイトが減る余地が出てくるのではないでしょうか?


シェルドライスーツのインナー目安

  • 水温25度:上下薄手のジャージ
  • 水温24~21度:コンフォートエアロ
  • 水温21度以下:コンフォートプライム
  • 水温18度以下:コンフォートプライム+厚手の腹巻
  • 水温16度以下:結露止インナー+専用高機能インナー+厚手の腹巻
コンフォートプライム

結露止インナー(自社研究中)

シェルドライスーツの宿命でもあるスーツ内の結露

※結露=冬の窓の内側に出来るあの水滴

2021年の冬ドライスーツ内の結露を発生を「無くす」若しくは「処理する」

結露による体温低下をさせないようにするが目的です。

今年度結果が出れば良いナー。