ダイビングインストラクター研修2、3日目

ダイビングインストラクター講習

ダイビングインストラクター研修 2日目・3日目

研修2日目:八幡野での初めての先導

研修2日目は、八幡野でのダイビング。初めて自分が先導役となり、チームを引っ張る経験をした。普段はガイドの後ろを泳ぐことが多いので、いざ先頭に立つと、思った以上に周囲の状況を把握しながら泳ぐのが難しかった。八幡野のポイントを覚えながらのダイビングで、地形や目印になるものを意識しながら進むが、まだまだ余裕がない。

ブリーフィングの練習もこの日初めて行ったが、思っていた以上に難しく、詰まりまくって全然うまく話せなかった。頭では理解していても、それを相手に分かりやすく伝えるのは別のスキルだと痛感した。特に、説明をしながらポイントの特徴や注意点を思い出すのが難しく、しどろもどろになってしまった。

1本目のダイビングはとにかく必死だったが、2本目は少しだけ落ち着いて潜ることができた。最初よりグダグダせずに済んだが、まだまだダメな部分が多いと感じた。先導役としての基本は「浮力・視界・呼吸の確保」だと改めて認識し、それらを徹底することの重要性を再確認した。

3本目では、1・2本目よりも深く潜り、あじ根まで行った。少しずつ周囲を観察しながら泳ぐ余裕が出てきて、自分なりに覚えやすい石を見つけてポイントの目印にするようにした。まだ完璧には覚えられないが、こうして自分なりの目印を作ることで、少しずつナビゲーション能力を高めていきたい。

研修3日目:初めての富戸でのダイビング

研修3日目は、初めて富戸で潜る日だった。初めての場所ということで緊張したが、ダイビングをしていた他のダイバーたちと挨拶を交わし、「自分ももっと頑張ろう」という気持ちになった。やはり、同じ海を愛する人たちと交流するのはモチベーションにつながる。

この日も先導を任されたが、方向感覚を完全に見失い、全然違う方向に泳いでしまった。海の中では思った以上にナビゲーションが難しく、水中の目印をしっかり把握することの大切さを改めて実感した。まだまだ地形の把握が甘いので、ポイントごとの特徴をもっと頭に叩き込む必要があると痛感した。

ブリーフィングについては、最低限の情報は話せるようになってきたものの、まだカンペなしではできない。ダイバーにわかりやすく伝えるためには、スムーズに説明できるように練習が必要だ。

また、体験ダイビングのルート確認中に、ウミウが水中で魚を捕る場面を目撃した。これはとても面白い経験だった。普段は水面からしか見られないウミウの狩りの瞬間を、水中から観察できたのは貴重な体験だった。海の中には、こうした自然のドラマがたくさんある。ダイビングの魅力は、ただ潜るだけではなく、こうした生き物の行動を間近で見られることにもあると改めて感じた。

研修を通しての学び

この2日間で、先導の難しさ、ナビゲーションの重要性、ブリーフィングのスキル不足を痛感した。まだまだ課題は山積みだが、一つずつクリアして、インストラクターとしての力を身につけていきたい。浮力、視界、呼吸の確保といった基本をしっかり押さえながら、スムーズなガイドができるようにこれからも頑張っていこうと思う。

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